【ブログ】まちのおやこの行動指針を作りました
「エンパシーとは何か」と聞かれた11歳の息子が「自分で誰かの靴を履いてみること、って書いた」と答える。発売から2年経ったブレイディみかこ氏の著書『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で一番有名になったパートかもしれません。
エンパシーは「自分がその人の立場だったらどうだろうと想像することによって、誰かの感情や経験を分かち合う能力」(ケンブリッジ英英辞典)。良き市民として社会で役割を果たす準備として学ぶ授業の一環だそうだが、子育てや教育にも通じるところがありそうです。
子どもをよく観るで書いたように、乳幼児の興味関心の持ち方や学び方は大人と全然違う。分かっているようで分かっていない子どものことを、親や大人が子ども目線で子どもの行動を見たり、想像したりすることは簡単なようで案外そうでもないです。エンパシーはまさに大人が身につけたい能力なのかもしれませんね。
子どもに対してエンパシーを使える大人でありたい。まちのおやこテーブルが目指している子どもと大人の関係性や行動を、Our Way(行動指針)としてメンバーで言葉を紡ぎました。NPOで事業を行うときの軸にしていくつもりです。
Our Way
- Be Positive なんとかなるさ 〜ちゃんとした子育てでなくても大丈夫
2. Empowerment できる!できる! 〜子どもにもっと任せてみよう
3. Be the change 大人が変わろう 〜子どもの「やってみたい」に知恵を絞ろう
4. Flat あなたも私も一丁前 〜子どももともに社会を作る仲間
5. Inclusion みんな違ってみんないい 〜特別扱いしないで、ごちゃまぜを楽しもう
6. Ordinary Day 日常の幸せ 〜まちで笑って暮らした思い出が生きる力になる
(ヨーコ)〜行動から子育てに笑顔を呼び込もう〜
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