【ブログ】注意する < してほしい行動を伝える

6歳未満の子どもに何かを教えるときは、スローモーションで黙って動作を見せる、が前回お話しした笑顔を呼び込む行動。

今日は、伝え方のお話。ちょっと振り返ってみましょう。子どもに言いがちな言葉。
あの頃を思い出して、セルフツッコミしてみました。

「コラ!」→→→何が?
「ダメ!」→→→何が?
「えーーー(またやった)、涙」→→→何?
「そうじゃないでしょ」→→→何のこと?
「何度言ったら分かるの!」→→→何を?
「うるさい!」→→→怖い
「片付けなさい!」→→→もはや念仏

ひきこもりの言葉からの学びで紹介しましたが、まさに不足や間違いの指摘だらけ。否定、禁止、命令調の注意のオンパレード。しかも感情的。
私たちはどうして自分の子どもに対しては知らず知らずに上から目線なんでしょう。これでは数年後に「うっせーわ」と子どもにダメ出しされゃいそう。😫

私がモンテッソーリ教師の方から教えられたことは、やってほしい行動を具体的に伝えること。その後、やって見せるのもいいですね。

◉コラ! →→→(走らない、よりも)歩こうね。
◉ダメ →→→はさみは、危ないね。片付けよう。
◉えーーー(またやった)、涙」 →→→ぞうきんでふこう。
◉そうじゃないでしょ →→→やり方を見せるから見ていてね。
◉何度言ったら分かるの! →→→おもちゃは、ここに戻してね。
◉うるさい! →→→これくらの声で話せるかな。

最近読んだ本に「子どもの「自立」というストーリーの主役は、大人ではなく、他の誰でもない子ども自身です。」(『信じる子育て』(モンテッソーリ教師あきえ著))という素敵な言葉がありました。

否定から始まる言葉がけでは、案外、「否定された」「注意された」「怒られた」という怒りや悲しみが先立ってしまい、肝心の中身が伝わりにくいことが問題だと今なら分かります。

子どもといえど、一人の対等な人間。

相手が分かる伝え方(乳幼児には具体的に伝える、黙ってゆっくりやって見せる)をすることで、子どもが自分でやってみることを上手に後押しできる心地よい関係を作りたいものですね。これがまあまあ上手くできるようになると、思春期の子どもにうっせーわとウザがられることも減り、夫婦コミュニケーションも取りやすくなるに違いありません、笑。

(ヨーコ)〜行動から子育てに笑顔を呼び込もう〜

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2021-07-05 | Posted in ブログComments Closed 

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