【ブログ】お手本はスローモーションで見せる
子どもが何かをすることを望むなら、その行動は大人が率先してやろうというのが前回のお話。
大人がやっている姿を見て子どもは良いことも悪いことも(!)吸収していくのですが、何かのやり方を教えようとお手本をみせるとき、見せ方にコツがあります。
それは、ゆっくり見せること。そして見せるとき言葉を使わないこと。
この二つは私的には落とし穴でした。自分はゆっくり見せているつもりでも、1-6歳の子どもには全然ゆっくりじゃなかったのです。
モンテッソーリ教師アシスタントコースを受講して、見せ方を習った時は衝撃の遅さでした。大人なら眠くなるくらいゆっくりで、それは正にスローモーション!
雑巾を折り畳んで絞る手本を見せるなら、
指で端をつまむ→端と端をそろえる→もう一度折る→手前に引く→手をかける→右手と左手を逆のむきにギュッと絞る。これらの動作一つ一つをゆっくり(モンテッソーリ教育では大人のペースの8倍くらいと聞きます)。
また、お手本を見せる時、大人向けなら「端っこを持ってー、重ねまーす。」と解説しながら動作を見せますが、「見本を見せるから見ててね」、と声をかけた後は黙って見せるのがポイントです。
脳を発達させている途中の乳幼児にとって、目から入る情報と耳から入る情報が同時だと情報量が多すぎて混乱するようです。また、口が動いていると手元よりも口元に目が行ってしまいます。
6歳未満の子どもに何かを教えるときは、お手本を順序立てて、スローモーションで、黙って動作を見せる。意外なほど子どもは真剣に見てくれますよ。そして上手に真似します!
スローモーションで見せると子どもがモノを丁寧に扱うことも吸収するので一石二鳥です♬
(ヨーコ)〜行動から子育てに笑顔を呼び込もう〜
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