【ブログ】子どもに願うなら大人が見せよう
大人と違う世界を持つ子どもを知るにはよく観てみよう(観察する)、が前回のお話。
私たちは意識しないと子どもを「観る」ことができませんが、子ども(乳幼児)は大人を観ています。モンテッソーリ教育では「吸収する」と言います。
子どもが5歳になったばかりの頃。早生まれで色々ゆっくりなこともあり、彼なりに成長すれば良いと思ってはいたものの、年長になっても絵本(の文字)を読めず、字らしいものを書き始めないことに焦りを感じていました。
「あなたは文字を書いているの?」。
当時の活動仲間、モンテッソーリ教育の先生に相談した時に最初に言われた言葉です。書いてほしいと大人が願うなら、その姿を見せる必要がる。大人が書いている姿を見て、書くと誰かに伝わることを見て文字に興味を持つのだと。
そう言われてみると、我が家では夫婦ともにパソコンで仕事をしていて文字はパソコンで打っていますが、鉛筆を握って字を書くことはほとんどしていませんでした!!!
そこで、当時の私がとった行動がホワイトボードに今日の予定を書くこと。
日付、曜日、天気、今日の特別な予定をひらがなで。息子がいるところで「今日は6月21日、月曜日、天気は曇りだって」と言ってから、ゆっくり書く。朝食の時間にみんなで共有して、この予定があるから何時にお迎えにいくね、と字を見せながら伝える。
小学3年生になっていたお姉ちゃんの力も借りました。習字が始まっていたので息子の名前と意味を半紙に書いてくれました。自分のことと文字が繋がった瞬間。
こんなを日々繰り返していたら、息子、文字を書き始めました!はじめはグルグル、お絵描きみたいなものですが、8ヶ月後が写真の左側(読みにくいですが、、、「ままちゃん1(い)おめでと」)。あっという間でした。
子どもは成長していくために、周りの環境をどんどん吸収します。特に0歳から3歳の時期は良いか悪いかの判断することなく、それこそ、写メのように吸収するそうです。
子どもが挨拶できない、お友達に謝れない。大人がいろいろ思い悩み、子どもに願うならばまず大人ができる一番簡単な行動は、自分がその行動をしている姿を見せること。ご近所や先生に挨拶をし、子どもと約束を守れなかったら大人がきちんと子どもに謝る。
相手(子ども)の行動を変えようとするときは、まず自分の行動を変えてみる。少しずつ時間をかけて相手も変わっていく。もしかすると、それは社会生活でも同じことかもしれませんね。
(ヨーコ)〜行動から子育てに笑顔を呼び込もう〜
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