【レポート】まちのおやこのお話会@武蔵国分寺公園(20161016開催)
戸外開催は雨で中止や会場変更になる事があり、毎回ドキドキします。
曇り時々晴れの日曜、武蔵国分寺公園でまちのおやこテーブルを開催しました。
公園開催の良さは解放感と気軽さ。
みんなで公園ピクニック(主催:武蔵国分寺公園、企画・運営:パンピク実行委員会)の
プログラムの一つとあって、たくさんの親子連れが立ち寄って、参加してくれました。
大人と子ども合わせて90人近くが思い思いのひと時を過ごしてくれました。
「まちのおやこのお話会」からスタート。
大人と子どもが絵本コーナーに用意した本から自分で選び交互に読みました。
「子どもがみんなの前で読むっていいですね!」。
遠くから見ていたという方が声をかけてくれました。
家で練習してきてくれた子、
その場にあった絵本の中からパッと選んで読んでくれた子、
自分では読まないけれどお友達が読んでいる隣でじーっと聴いていた子。
その子なりのスタイルで楽しんでくれていたようです。
地域でたくさんのお話会をされているはらっぱ文庫の方も参加してくださり、
手作りの布絵本やお持ちいただいた本で読み聞かせを披露。
声と身振りに子ども達、思わず身を乗り出します。
モンテッソーリの先生、深津高子さんからは、「絵本の読み方紹介」。
「子どもが想像する時間を3秒でも持つことが大切。」と
絵本を敢えて子どもに見せずに読み、絵を想像してもらってから絵を見せる、を実演。
「大人が背表紙に指をかけて丁寧に本棚から取り出し、
ページを一枚一枚めくってみせると、子どもは自然に真似をして本を丁寧に扱います。
動きを見せること。子どもに「本を大切に!」と言葉で言うだけでは伝わりません。」
たくさんの方が思わず足を止めて聞き入っていらっしゃいました。
最後は、まちのおやこテーブルが発行した「おやこで楽しむまち案内」を紹介するコーナー。。
国分寺には、子育てを温かく見守ったり、声をかけてくれたり、
一人の時間を大切にする場を作っている、そんな人がたくさんいます。
まちのおやこテーブルの2年間の活動を通じて出会った
そんな素敵な32人の皆さんを紹介しています。
その日ちょうど「みんなで公園ピクニック」に出店していた
かていかやのひとみさん、整体サロンslowの浜田さんはもちろん、
呼びかけ人でもあるLacunaの小笠原光子さん、深津高子さん、
そして参加者として来てくださったArrow!Arrow!の堀江さんから
それぞれの活動や思いをお話してもらいました。
◆キッズスペース
呼びかけ人の深津高子さんとKRさんが子ども達を見守ってくれました。
戸外のキッズスペースには、いつものお絵かきセットのほかに、
前回人気だったストラックアウトと
サッカーボール、野球ボール、長縄、縄跳びを用意。
ストラックアウトだけに何度もチャレンジする子ども達。
「自由に遊んでいいんですか?」と驚くお父さん。
子ども達は夢中でお絵かきをしていました。
養生テープをちぎり、自分が書いた作品をテントのポールに貼る事に夢中になる子も。
夢中で遊ぶ子ども達を見守りながら、自然と会話がはずみ、
モンテッソーリの勉強会をしよう、という話に発展するという嬉しい出会いもありました。
プログラムが終わった後、
スタッフが誰もいない絵本コーナーに多くの方がふらりと立ち寄り、
お子さんが手に取ったり、大人が子どもに読んでいたり。
青空の下、公園に小さな図書室のような空間が生まれていたのも嬉しい発見でした。
来ていただいた皆さん、サポートして下さった方々、ありがとうございました。
次回は12月8日(木)。平日夜の会です。
お楽しみに~。