【レポート】笑顔から始めよう〜2歳もできる簡単ごはんづくりオンライントークイベント(20201017)

「笑顔から始めよう〜2歳もできる簡単ごはんづくり〜」をオンラインで開催しました。今回は0歳から小学生以上のお子さんがいらっしゃる方まで、17名参加していただきました。

夢応援ファンド助成金をいただき、『子育て家庭が知っておきたい子どもの発達段階の活かし方「家事は最高の親子の時間」の一環で行った第二弾。大きな問題もなく開催することができました。第1弾のオンライン子育ち講座についてのレポートはこちらから。

講師は、モンテッソーリ園で勤務経験のある小山理恵さんです。理恵さんとまちのおやこテーブル呼びかけ人のヨーコさんの二人のトーク形式で進みました。

第1弾の深津高子さんの子育ち講座で、クッキング(調理)も2歳くらいからでき、年齢に合わせればキャベツをちぎるなど、できることがありますと教えていただき、今回のイベントにつながりました。

このオンラインイベント前に、3組の親子に実践してもらいました。2歳の女の子、4歳の女の子と男の子です。メニューは、2歳でもできる簡単なもの。


◉たぶん世界一カンタンなポテトサラダ
◉なすとトマトのキーマカレー

なんと、炊飯器を使った超絶簡単レシピなのです!レシピ提供と指導は料理や裁縫、フードコーディネートなど家庭科を気楽に楽しめるワークショップでお馴染み「かていかや」Hitoshiさん。

子どもと一緒の調理で成功の秘訣は、メニュー選びも大事で「子どもも参加しやすい工程があること」と理恵さん。材料を測る、ちぎる、つぶすなど。包丁や火を使うことが調理だと思いがちですが、今回のメニューは包丁も火も使いません!

すべての工程を子どもにやってらおう!とすると、子どもとの調理は親子ともストレスになってしまいがち。一つの工程だけでもいいんです。飽きてしまったら途中は絵本読んだり遊んでいても大丈夫との理恵さんの言葉に驚きました。

私たちを含めて、親はカレーを作るならカレーが出来上がるまでをゴールと考えてしまいます。子どもにとってそれは負担になり、やりたくない気持ちにつながることもあるようです。

「やってみる?」と声がけし、やりたいと言ったらやってもらう。やると言った工程についてはやりきれるといいですね。

大人のスピードではなく、子どもに合ったスピードで「やってみせる」。このスピードは想像以上にゆっくりで、言葉がけをせずに見せることだけに集中する。それを見ている子どもの真剣な眼差しが印象的です。

理恵さんのお話を聞いて、調理のどの工程でも「ゆっくり見せる」ことがポイントで、これは日常生活で家事をお手伝いしてもらう時の声がけ、見せ方のポイントにもなり、家事を一緒にやることがストレスになるのではなく、親子共にハッピーな時間になると思いました。

動画でお見せできたら一番良いのですが、イベントを通して、家事が親子の幸せな時間となるようポイントをおさえた本を作りました!ぜひお手にとってみてください。【家事は最高のおやこ時間~笑顔からはじめよう
イエナカ時間で、子どもと笑顔で過ごす方法を料理をテーマに提案しています。

今回もオンライン開催となり、見逃し配信として後日見ていただけるようにしました。子育て世代にとっては見逃し配信は必要で、今後も対応して行きたいと思っています。対面でのイベントも状況からを見ながら開催をしたいと思っておりますので、楽しみにしていただけると嬉しいです。


2020-10-24 | Posted in イベント開催レポートComments Closed 

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