【レポート】手仕事でおやこ時間 三つ編みでアップサイクル(20211212)

12月としては暖かく天気の良い日曜日に、久しぶりの対面イベントを開催しました。場所は国分寺のカフェといろいろ びよりです!

感染症対策として少人数での開催となりましたが、3歳、6歳、7歳の子ども達が参加してくれました。今回はおやこで過ごす時間として「手仕事」をテーマに、子どもの古着から子ども達と三つ編みを作り、帆布のバッグに付けて肩がけカバンを作りました。

「手は飛び出た脳」と言われいて、乳幼児期にたくさん手を使うことで脳が刺激されます。しかし、現代の便利な世の中は手、指先を使う機会が大幅に減ってしまいました。

まちのおやこテーブルは、手を使うことの大切さを物作りや料理など生活の中の「手仕事」をテーマにイベントやプログラムを通して伝えていきたいと思っています。

今回のイベントは「かんがえーる」とのコラボ。代表のヤギさんに来ていただきました。

かんがえーるは「親子で考える時間」を大事にし、「観察」や「気づき」というデザインの視点を通して小さな子どもから楽しめる「あそび」を提案しています。

紙芝居式で、三つ編みってなんだろう?どうして編むのかな?など、子ども達と一緒に考えながらお話を進めていきます。

では実際に作ってみよう!と裁断を始めたところ、3歳の子が泣き出してしまいました。古着ではあるけれどお気に入りの服が切られてしまったから。

事前の説明が足りなかったと反省。古着がどうなるか、出来上がりも含め並べて確認できるようにして説明した方がよかったと今後の課題となりました。

6歳の子の場合は、その場でお気に入りの服は使わないで!と言っていましたが、小さくなったからバックにしてまた使えるようにしようと提案すると、自分で着てみてやっぱり着れないことを確認し納得できたようで、自分で古着をカットしていました。

もう一人の講師はモンテッソーリ園で勤務経験のある小山理恵さんです。手仕事のヒントなどお話ししてくださいました。

昨年の調理イベントでも理恵さんがお話ししてくださった「見せる時のスピード」について。「大人のスピード」ではなく、「子どももスピード」でやって見せることが重要です。この「子どものスピード」が思ったよりも本当にゆっくりです。

「見ててね」と声をかけると、3歳の子も理恵さんの手元をしっかり見ていて、「やってみる?」の言葉に頷き、色違い3本の紐を持ちました。編む順番を考えながら手を動かしている姿は真剣で目が離せなかったです。

編み方は年齢によって編み方のキツさゆるさは違いますが、バックの肩がけ部分になるのでゆるくても大丈夫。みんなで完成させることができました!

久しぶりの対面イベントでしたが、直接お会いすると子ども達の小さな動き、反応を感じることができます。「手仕事」をテーマにしたイベントは今後も続けていく予定です。ぜひ楽しみにお待ちください!

イエナカ時間で、子どもと笑顔で過ごす方法を料理をテーマに提案しています。【家事は最高のおやこ時間~笑顔からはじめよう


2021-12-18 | Posted in イベント開催レポートComments Closed 

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