【レポート】ははによむ@カフェスロー(20171109開催)
冬の夜のカフェスローに大人12人、子ども20人が集まりました。今夜の企画は「ははがよむ」さんとのコラボで、アナウンサー大西友子さんによる母「に」読む時間。
お母さんがお子さんに読み聞かせをすることや子どもたちに読み聞かせをする機会はあっても、お母さん「に」読み聞かせをしてくれる機会はなかなかないかもしれません。思いがけないプレゼントをもらったような至福の時間になりました。
子どもたちや私たちをいつも暖かに迎えてくれるカフェスローの皆さん。今晩も美味しく心と身体に優しいご飯をご用意くださいました。
- じゃがいもと水菜のコールスロー
- 赤カブとりんごのゆずマリネ
- 小松菜と人参の胡麻和え
- サツマイモと厚揚げの生姜あん
- エリンギとレンコンのパコラ
- おむすび二種(梅くるみ、大根の佃煮)
美味しいカフェスローのご飯のあとは、母に読む時間の始まり。まず代表の青木知子さんが「ははがよむ」の活動を紹介してくれました。
「本が好き。でも子どもが生まれてから読んでいない」
「雑誌をゆっくり見る時間がほしい」
小さい子どもを持つお母さんのそんな声に、「ははがよむ」はお母さんが「私に還る本の時間」を持つための方法を、いろいろな切り口で考えているそうです。
子育てに一生懸命で、自分が置いてきぼりになったときに、好きなことをする時間はとても大切、という「ははがよむ」の考え方に私たちはとても共感しています。
その後は、「ははがよむ」メンバーでフリーアナウンサーの大西友子さんによる「ははによむ」でした。
3つのお話しや詩を読んでくださいました。
- 松谷みよ子『ちいさいモモちゃん』から「モモちゃん おこる」
- 阪田寛夫『かぜのなかのおかあさん』(詩)
- いとうひろし『だいじょうぶ だいじょうぶ』
幼い頃を思い出され、涙ぐむ方も。美しい言葉、温かい声。忘れられない特別な夜になりました。
子どもたちは親と一緒に大西知子さんのお話に聞き入ったり、キッズスペースで過ごしたり、自分で好きな本を読んだり。思い思いに過ごしていました。
冬の夜は心があったまる素敵な時間となりました。ははがよむさん、カフェスローの皆さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。