【レポート】まどそらのこどもてつがく(20180423開催)
今回も国分寺はもとより、小金井、小平、府中、国立の小学校から男子5名女子4名がクラブ活動を終え急いで集まってくれました。
前回参加の子が3名、初回から毎回参加してくれている女の子も2名いたので、ルール説明から楽しい場の雰囲気を作り、終始対話を引っ張ってくれ、初参加の子たちも自然と自分の考えを話せていたように思います。同じ場所で回を重ねることの意味を強く感じました。
私がこどもてつがくの場づくりに惹かれるのは、こうして子どもたちが違う学校の子たちと穏やかに話しをしたり聞いたりすることに楽しさを感じてくれたら、この先彼らがいろいろな人と出会い、楽しいことばかりではなく様々な経験をする中でも人との付き合い方に対して前を向いていられるのではないかという希望を感じるからです。
果てしないことではあるけれど、この小さな集まりが生きる力に必ずつながっていくはずと。毎回どんな話しが飛び出すのか!筋書きのないドラマを見ているようでわくわくはらはらすることもたまらない魅力!
当日お手伝いをしてくれた「まちのおや」Nさんが感想を寄せてくださいました。
「念願叶えていただいて、あの時間を共有させていただけたこと、とってもうれしかったです。想像していた以上に「場」はありのままで。ファシリテーターの幡野さんの大らかさに頭が下がりました。話がどこに行くかわからないドキドキと、そういう目線で見ているんだ!というニヤニヤと。「哲学」というと難しい感じがするのですが、どんなことにも問いを立てることができるんだと改めて。子どもたちが自由に発言し、それをありのまま受け入れてもらえる場があるのはとてもステキなことだと思います。国分寺にこうした場があることがとてもうれしく、それがまちの仲間である小坂さん、幡野さん、まどそら堂さんたちの仕業であるのは、私にとって自慢です「まちのおやの私はこう思うよ!」と発言したい場面が何度もあり。大人とこどもの哲学対話の場があったら、よいなあと感じました。これからも応援しています。」
会場となった古書まどそら堂店主の小林さんもブログに感想を綴ってくださっています。子どもたちを温かく見守ってくださる「まちのおや」がここにも。ありがたいなぁ。小林さんのブログ記事はコチラ
まちのおやこテーブルでは、これからも街のどこかでこうした対話ができる機会を設けていきます。
ご興味のあるお子さんはぜひご参加ください。
(文:コサカマサヨ)