【レポート】まちのおやこのランチ会〜ブーランジェリーアヤカさんとブレッドボール♬(20180121開催)
1/21の日曜日。公民館の和室でまちのおやこのランチ会を行いました。 毎年この時期に行っている調理実習ではなく、ランチ会という方での初の開催となりました。 もちろん準備は、おとなもこどもも一緒に! みんなできることをやるのが、まちのおやこテーブルスタイル。
和室ということもあり、こどもたちは座布団で遊んでしまうこともありましたが、深津高子さんのスマートな声がけもあり、キチンと数を数えて座布団を整列させてくれました。
ブーランジェリーアヤカさんのシェフが焼きたてのパンを届けてくださり、部屋の中にホカホカのパンのいい匂い。シェフとまちのおとなで、ブレッドポットの準備をしている間に、こどもたちは手を洗い、エプロン・三角巾を付けて身支度完了! 自分のお皿を用意し、着席できたところからパンを配ります。 自分でパンの中をくり抜き、中に自分の好きなシチューを入れます。
今回のシチューは、 ・ホワイトシチュー ・ブラウンシチュー の2種類を用意しました。 他に、小松菜と蕪のみぞれ和え。 お野菜は国分寺産の、人参・じゃがいも・小松菜・聖護院かぶを使用しました。 こどもたちの人気はホワイトシチューでした!
こども1個で足りるのかしら…っと思いましたが、シチューとパンをしっかり完食するとお腹いっぱい! 少しパンを残してしまう子もいましたが、おとなも思った以上にお腹いっぱいになりました!
食事が終わり、お片づけを済ませた子から、キッズスペースでは、小麦粉粘土作りが始まりました。 最初は、粉とお水でまとまらなかったものを、水を足してみたり、好みの色にしようとしてみたり、好きな香りをつけて思い思いのかたちに。 こどもたちの研究熱心さにビックリです。
この日感動した子どものつぶやきは「あ・・何だかこうしてると落ち着くんだよね~~」。40分かけてやっと完成した自分の小麦粉粘土の柔らかさを両手で感じながら、畳に座って窓の外の日本庭園をボーッと眺めながらのつぶやきでした。
子ども達が小麦粉年度作りに熱中している間、まちのおや達は、ブーランジェリーアヤカのシェフ、綾香正信さんのお話しを聞きました。 まちのおやこテーブルのコンセプトへの思いから始まり、日本や世界のパンのお話、シンプルな材料だけで出来ているフランスパンは製法などとっても奥が深いことなどをお話ししてくださいました。
安全にこだわるブーランジェリーアヤカさんの思い、そして自分が住むまちの中にこんな素敵なパン屋さんがあることがありがたいなっと思いました。 今後はパン教室も開催予定とので、そちらもとても興味深いです。
そして、最後は参加者のみんなで感想をシェア。 キッズスペースを担当してくださっている深津高子さんの言葉が心に残りました。
・公民館という、公共スペースでは歩くというマナー。
・親は来る前に事前にこどもたちに伝えておくことで、こどもたちは違うのだということ。
・円になって話している中には入らない、外側を歩こう
・外に連れ出すことだけではない、家で出来ることでもこどもたちには学びがいっぱいあるということ
ランチ会というカタチ、まちの父から話を聞くということなど、初めてが多かった今回のおやこテーブルでした。 2月はこちらも初めての試みとなる、「いのちのはじまり」の自主上映@国分寺エルホール。ありがたいことに予約で満席となりました。まちのおやこらしいカタチで、みんなで映画を観れることを楽しみに準備を進めております。
※2/11に開催し、お陰様で盛会となりました。
(文:小笠原光子)