【レポート】子育てするワタシに向き合ってみた
子育てでイライラすることはありますか?
何だか割り切れない気持ち、やりきれない気持ちになったりしますか?
泣きたくなることありますか?思わず怒ってしまうことありますか?
こんな気持ちになった時、私たちは自分を反省したり、
怒らないようにしよう、泣かないようにしようと感情を抑えがちです。
でも、その感情に丁寧に向き合うと、
不思議と心が温かくなり、力が湧いてくるのです。
11月と12月に、国分寺で子育てするママが集まりました。
普段はなかなか出会うことのない保育園ママと幼稚園ママ。
でも、同じ地域で同じように子育てをしながら、
子どものこと、家族のこと、仕事のこと、自分の生き方に
悩んだり、もんもんとしたりしています。
そういう気持ちを安心して話せる場があるといいね、と集まりました。
強力な助っ人は、プロのファシリテーターの渋谷聡子さん。
国分寺のまちのおや同士のつながりで生まれたコラボ企画です。
「感情はメッセージ」。渋谷さんが使うメソッドのコアにある考え方です。
怒り、悲しみといったネガティブな感情も、
自分にとって大切なニーズが満たされていないと教えてくれるサイン。
自分のニーズを知ると、心が満たされ、パワーが湧いてきて、
子どもや配偶者など相手に優しくなれる。それを体感しました。
この不思議なカードと可愛いお人形。
感情からニーズにたどり着く手助けをしてくれるツールです。
カードは全部で108枚。人間のニーズが言葉で表されているそうです。
ジャッカルは、相手を責める、自分を責める役になりきるときに使います。
キリンは、自分のニーズを聞く、相手のニーズを聞く役になるときに使います。
参加者一人ひとりが話したい事を話しますが、周りはただ聴く。良い悪いとかの評価なく。
一度、私自身のニーズを皆さんに想像していただきました。
意外と、自分が気づいていなかった自分のニーズを、周りの方が分かってくださっていて、
自分が心から求めていたことを再発見できた温かい時間でした。
この不思議な体験。やってみないとピンと来ないかも知れませんね。
まちのおや同士のまた一味違った関わりの場。
またやってみたいと思います。
興味がある方は次回、ご参加ください。
(ヨーコ)