まちのおやこテーブルとは

『子どものいる人も いない人も みーんな「まちのおや」
この辺りに住む子どもたちは みーんな「まちのこども」』

これが私たちのコンセプトです。

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「まちのおや」とは、自分の子ども以外の「まちのこ」の育ちを気にかけ、育ちを見守る存在。

子育てに奮闘している親を手伝うというよりは、日常の暮らしの中で、顔見知りの「まちのこ」に話しかけたり、手助けしたり、遊んだり。

困った時の相談相手になったり、良くない時には注意もする。

子どもがいる人は、自分の子どもの育ちに関わる顔見知りの大人が増えて、自分自身も自分の子ども以外の「まちのこ」の育ちに関わる暮らし。

子どもがいない人は、たまには「まちのこ」に関わることがある暮らし。

多分、田舎と言われる地域には当たり前のこと。

そういう日常がある暮らしを都会でも作れば、「孤育て」になりがちな子育てが、もっと気楽に、楽しくなるのではないかと思っています。

「まちのおやこテーブル」という場とは?

必要以上の気兼ねなく、子連れで集まれる場。
保育園の子も、幼稚園の子も、小学生も。
子どもがいる人もいない人も。

普段の生活の中でもっとも慌ただしく、プツンとなりやすく、でも本当は会話を大事にしたい平日の夜。

この平日の夜を、誰かと過ごすことで、ちょっとした息抜きができて、笑顔になれて、気持ちを分かち合える人に出会える場。

子どもも楽しいから、罪悪感をもつことなく大人も子どもも笑顔になれる場。

明日も頑張ろうと思える場。

閉店日のカフェや営業時間後の事務所、レンタルキッチンなどの地域の場所をお借りして、 ごはんを作ったり、作ってもらったり。

週末に、公園などでのんびり開催する回もあります。

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ごちそうではなく、集まることによるちょっとした息抜きと顔見知りになるきっかけ、出会いの時間を大事にしています。

たまには、まちのおやによるトークも。

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キッズスペースを設けていて、遊び相手もいて、出番もあって。

子どもも楽しい!

みんなができることを少しずつ。

子どもも場づくりの仲間として活躍しています。

子どもの発達に合わせて、やりたい!の気もちに沿いながら、使う道具や声かけを少し工夫するだけで、子どもたちはビックリするくらいたくさんのことをやれることを、私たちは学ばされています!

どういうタイミングで声をかけるか、どんな物をキッズスペースに置くのか、どういう配置が子どもにとって動きやすいか、地域の保育士さんにさりげなく教えてもらっています。

まちのおやこテーブルでの子どもと大人の関わり方が当たり前になれば、邪魔者でもなく、迷惑でもなく、かといって御子様でもなく、暮らしに子どもがいることが、誰にとっても当たり前の社会になるのではないか、そういう社会にしたいと思っています。

まちのおやこテーブルがつくりたい「キッズスペース」とは?

(文責 深津高子)

「まちのおやこテーブル」では、子どもたちも小さな市民としての役割があります。

美味しく食べ、楽しく遊んだ後、散らかった部屋を大人たちがせっせと片づけするのではなく、3歳でも、よちよち歩きの1歳でも、また身体に障がいがある子どもでも、それぞれの育ちの中でできる範囲のお手伝いをします。

「まちのおやこテーブル」では、毎回参加する子どもの年齢、参加する人数に合わせて玩具の選択はもちろんのこと、一度に出すおもちゃの量、また子どもが自分で片付ける為に、戻し易い環境を丁寧に準備しています。

玩具

お子さんに、どんな玩具を与えていますか?

せっかく買ったヨーロッパ製の高価な木製玩具も、一回触っておしまいということもあるでしょう。

子どもにとって最高の玩具は、やはりその子が何回も何回も繰り返し使っているものです。

高価な玩具でなくても、ある生活道具がその子の最高の玩具になりえる場合があります。

例えば、登ったり降りたり、また登ったり降りたりと何回も繰り返すあの階段でさえも、ある時期の子どもにとって大切な「玩具」なのです。

こんな風に「まちのおやこテーブル」ではいくつかの玩具を用意し、その子どもが「今」繰り返したい遊びは何かを発見する大事な時間と考えています。

片づけ

元に戻したくなるコーナーづくり

デパートなど一般のキッズコーナーには、溢れんばかりの量の玩具が雑然と置いてあり、子どもたちは散らかし放題。

終わったらそのまま帰るだけで、お片付けは誰かがしてくれます。

これでは「まちのこども」とはよべません。

どんなに幼い子どもでも、何か小さなお手伝いができるはず。

「まちのおやこテーブル」のキッズスペースは、玩具の置き方と量にコツが隠されています。

パズル1つでも、戻す場所が最初から明確だと、小さな子どもたちの「片付けたくなる」気持ちは刺激されます。

また玩具の量を出し過ぎないことも、子どもたちが自分で元に戻せる環境づくりのポイントです。

「まちのおやこテーブル」のキッズスペースは、お家で直ぐに活用できる子育てのヒントがいっぱいです。

絵本

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「まちのおやこテーブル」で読む絵本は、良質のものを選んでいます。

あるときは食べ物に関する本。あるときは動物、植物、海や山のこと。

またあるときは面白い言葉遊びの本、なぞなぞ、歌の絵本。

また子どもが自身が考えた物語なども歓迎します。

キッズスペースで絵本を読むときに大切にしていること。

それは毎回絵本を読む前に、その著者の名前、イラストレーターや写真家の名前を紹介することです。

それによって子どもたちに「絵本とは誰かが作ってくれた物」であることを伝え、誰でも体験したり考えたことを文字にして書き、絵をつければ本になることを知らせることができます。

言葉による自己表現力の豊かさは、「まちのこども」にとっても大切な資質です。

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外で「まちのおやこテーブル」をする時は、屋内ではなかなかできない大きな筋肉を使うことを大切にしています。

思いっきり走ったり、ころころ転がったり、大声を出して鬼ごっこや、サッカーを楽しむ時間も用意しています。

ただ、常に大人中心の遊びだけでなく、子どもたち同士が作り上げていくような時間も大切にしています。

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また外で使うボールや縄飛びも、カゴなどを用意し、在庫数がわかるように工夫しておき、子どもたち自身で元に戻し易いようにしています。

こうしておくと「○○が一個足りない」など、子どもたちで気づき易くなり、小さな市民の一人として最後まで責任を持って一緒に遊具を探すことにもつながります。

最後に

このように「まちのおやこテーブル」のキッズスペースでは、違う保育園・幼稚園・学校の子どもが出会い、異年齢で遊んだり、また遊んだ後も小さな市民として小さなお手伝いをすることを大切にしています。

子どもたちにとっては、新しい友達、新しい遊び、新しい絵本に出会う場になるかも知れません。

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そして親にとっては、もしかすると新しい自分の子どもの姿に出会い、子育ての幅が広がるきっかけになるかも知れません。

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